目的はどこに?①

心と脳|2015/02/24 posted.
さて、今日は脳の中の様子をお話しましょう!

「願いは叶う」という言葉がありますよね。
成功法則でも、「思考は現実化する」と言われています。

でも、そんな言葉があるのに、
自分の願いが全部叶っているわ~って思えます?

実は、
「そうはいっても一部の人だけでしょう~?!」
なんて思っていませんか?

実は、細部の細部まで自分の願いどおりなんです。


「どういう事???」


では、ご説明しましょうね。

まず、知っていてほしい事があります。
それが、こちら↓

muisik1
氷山を意識の領域に例えたものです。
「顕在意識」簡単にいえば、意識されている部分。 
「潜在意識」簡単にいえば、無意識の部分。 

人は、自分で 
「こうなりたい!」
「こんなものが欲しい!」 
「あれ食べたい!」
 そんな沢山の夢や欲望がひしめきあっています。

その考えた事のある言葉・夢・欲望は 
そのまま脳の中に残っているとイメージしてください。 

最初は、意識的に考えたり迷ったりしていますから、 
「顕在意識」の場所に、その思いはあります。 
それから日々過ごしているうちに 
”忘れる”という機能を使って、 
どんどん「潜在意識」の場所に落ちていきます。

 願い事を考えているだけならいいのですが、 
そこに同時に不安を抱えたり、
心配したりしても 同じように、
”忘れる”という機能を使って 
またどんどん「潜在意識」の場所に落ちていきます。 

たくさん量の溜まったものが、 
上にあがってくるように「現実」となるのです。 

そしたら??? 

願い事を願う時、 
同じように不安も考えてしまえば、 
どうなるでしょう??? 

単純に計算式で考えると、 
願い事が プラス要素 
不安が マイナス要素 計算してみるのです。 

プラスの要素しかなければ、
夢は確実に叶うでしょう。 
マイナスの要素を考えれば、
不安も確実に叶うでしょう。 

計算した答え通りの結果しか出ないのです。 
マイナス要素を考えれば、 
答えのプラス要素は、どんどん小さくなる。 

そんな時に、 
潜在意識の中に入っている物を、 
「忘れた」として、 
「こんなはずじゃなかった」と人は感じるのです。 

願いが叶うのではなく、 
思った事が、現実となっていくのです。 

自分の気づかぬうちに、 
実は、自分で脳に対して命令を出している事がある。 

「こんなはずじゃなかった」という言葉は 
記憶している部分しか思い出せないからなのです。